SMILE FOREST

とろろのアフィリエイト備忘録

*

QJ玉井詩織特集感想

      2015/12/19


僕はなぜ玉井推しなのか

僕がももクロのライブに初めて参戦したのは、2014年1月のペプシゼロライブだった。このとき僕はほとんどももクロのことなど知らず、モノノフになり始めていた友人の付き添いで埼玉スーパーアリーナまでやってきた。

そこで感じた熱量と、多幸感とでもいおうか、ももクロちゃんとモノノフが生み出すあの素敵空間は、もちろん僕を虜にしてしまった。

そしてそのライブ中、気づくと僕が目で追いかけていたのが、玉井詩織だった。

それがどうしてだったのか、今にしてもわからない。本当に何の前知識もなかったので、感覚のものだったと思う。それから今に至るまで、僕はずっと玉井推しとしてももクロのライブに通い続けている。

ももクロちゃんたちのそれぞれの魅力をたくさん知って、よりももクロが大好きになった僕。それでもなお、初めてのライブで一目惚れした玉井から目が離せないのは、彼女のどのようなところに惹かれているからなのだろう。

天才・玉井詩織の見ている世界

玉井さんはよく天才肌だと言われる。なんでもそつなくこなせるオールマイティー。メンバーやスタッフも玉井への期待はいつも高いし、それでも彼女はそれをみごとにこなしてみせる。

だからこそ、器用貧乏と言われることもある。なんでもできるのだが、何か突出したものがあるわけではない。それでも、彼女は魅力にあふれている。ではその魅力とは、具体的になんなのだろう。

今回の特集は、夢の国立競技場でのライブを成功させ、高校を卒業して社会人の仲間入りをした時期に組まれたもの。

そしてそのテーマは「玉井詩織とは」という、本人自身も悩み続けている、難しいものだ。

何でもできるからこそ、つかみどころがないと思われる玉井詩織。彼女自身も、確かな自分というものを掴むことができず、不安になっているらしい。

玉井自身に意見がないわけではない。彼女は感じていること、思っていることをその場ですぐアウトプットできる。メンバーにきいても、玉井は本当によくしゃべるらしい。

けれど、後になってそのときのことを尋ねると、何を思っていたのか思い出せない。

そのことを玉井は不安に思っていた。どうして忘れちゃうんだろう、と。

玉井はももクロの中では1番頭が良いと思う。もちろん記憶力も。そして、彼女はたぶん、ももクロの中で1番、まわりのことを見ている。メンバーのこと、スタッフのこと、モノノフのこと。

たぶん玉井はその視野の広さと頭の回転の速さで、見ている情報量がとびぬけているのではないだろうか。だからこそ、目の前でどんどん更新されていく「今」に記憶が上書きされていく。

よく見ているから理解できて、誰かのためには器用になれる玉井詩織。けれど、見えない自分のこととなると、とたんに不器用になる。

1番「普通」を生きるアイドル

僕が勝手に思うのは、玉井さんは自分にほんの少し自信がなくて、わかっているのに意地になってしまって後悔して、欲しいものを欲しいと言えない、どこにでもいる「普通」の女の子のまんまなんじゃないだろうか、ということ。

そしてそれがどれだけ稀有なことなのか、芸能界にいない僕にはわかりっこないが、とても特別なことに思える。

玉井さんはたぶん、自分がどんなところを上ってきているのか、振り返ったりまわりをみたりして確認することなんてなく、ただ大好きな仲間たちと楽しんで「今」に挑んできたんじゃないだろうか。

悩んで、まあいっかなんて思ったりして、目に見えた努力をするわけでもないけれど、負けず嫌いで、真面目で、前を見ている。

なんだか玉井さんは本当に僕らと同じようで、けれど僕らの1歩先をいっている。だから感覚的に、彼女の心情はとても近く感じる。

川上さんは捉えどころのない玉井さんに、ファンは気持ちをのせにくいんじゃないかと言ったりしていたが、僕はまったくそうではない。

玉井さんだからこそ、僕らのことを代弁してくれるし、彼女の苦悩はとてもよくわかる。そして玉井詩織が幸せそうに笑うのが、僕は大好きだ。

玉井さんはたぶん、彼女がしている「あたりまえ」で「普通」の心遣いができるということが、どれだけ特別なことなのか知らないのだろう。

僕が思うに、この世の中のだいたいの人は自分のことで精一杯でそんなに他人のことを見ていない。特に僕なんかそうだ。

玉井さん、あなたは自分に「なんにもない」なんて言うけれど、そう言えるほど何気ないあなたの優しさが、どれほど素敵なことか。

あなたは本当に大きな器を持った素晴らしい人だ。けれど、そう言われても戸惑うだけだろうね。あなた自身の実感がないと、君は自分の魅力を信じないのだろう。

だから僕は君のファンで在り続ける。君はただ「今」を生き続けて、君で在り続ければいいと思う。

君はちゃんと前進していて、素敵な軌跡を描けているから。

 - ももクロ , ,